【玄米酵素の基礎知識21】糖質制限について

老化現象AGEs(AGE)とは

AGEs(エイジス、エイジス)とは、Advanced Glycation End Productsの略語であり、終末糖化生成物、後期糖化生成物などと訳されています。

糖質(ブドウ糖・果糖・ガラクトース)がタンパク質に反応して生じる現象です。

AGEsは最近の研究から、人類の身体のさまざまな老化に関わっていることがわかってきました。

特に女性には怖い、お肌の弾力性がなくなるしみしわ、くすみの原因や内臓脂肪を悪玉化して血糖値を上昇させる悪循環がうまれます。

 

①食べ物から体内へ入るAGEs

元々、食べ物にはAGEsがあり、揚げ物やジャンクフードなど高温で加熱調理することにより、10~100倍AGEsが増えると言われています。

スナック菓子に含まれるAGEsのアクリルアミドなどは発がん性も認められています。

食べ物に含まれるAGEsは、体内で分解できますが、約7~10%くらいは体内に溜まると言われています。

 

②体内で作られるAGEs

血糖値の上がりやすい糖質の過剰摂取によって生成されたAGEsは体内からゆっくり排泄されるため、ダメージが蓄積しやすいと言われています。

さらに糖化反応によって生じた活性酸素により、体内AGEsは糖尿病性合併症、動脈硬化、骨粗鬆症、筋萎縮症、間接リュウマチ、加齢黄斑変性症、過敏性腸症候群、非アルコール性脂肪肝(NASHU)、インスリン抵抗症、歯周病、アルツハイマー病、神経変性疾患など、身体の老化現象との関係が懸念されています。

 

AGEsを作らないための10箇条

  1. 血糖値を上昇させないよう食物繊維の多い食べ物を心がけます。ご飯は玄米ご飯がおすすめです。
  2. 血糖値をあげないために、まず、ベジファースト、野菜料理から食べましょう。
  3. よく噛むことで、血糖値の上昇を抑制しましょう。
  4. 野菜や根菜類、海藻類などに酸味を使って調理します。クエン酸には血糖値上昇抑制効果があります。
  5. 糖質やたんぱく質の代謝を良くするために、ビタミンB1やビタミンB6を多く含む大豆製品を食事に加えましょう。
  6. 果糖やガラクトースはブドウ糖の約10倍糖化現象を起こしやすいと言われています。異性化糖(ブドウ糖果糖液、果糖ブドウ糖液など)を含む清涼飲料水やお菓子類などの摂り過ぎに注意しましょう。
  7. パンは血糖値を上げやすいので食べ過ぎに注意しましょう。主食は、玄米ご飯が一番ですが、パンを食べるときは国産小麦(スペルト小麦)を使った天然酵母パンがオススメです。
  8. 糖化による活性酸素から身を守ってくれるファイトケミカル(植物の有効成分)を毎回食生活に取り入れましょう。
  9. ファイトケミカルの多い、【ま(豆類)、ご(ごま種実類)、わ(わかめ海藻類)、や(野菜)さ(魚)、し(しいたけキノコ類)、い(イモ類)、こ(酵素・発酵食品)を取り入れましょう。】
  10. ジャンクフードや揚げ物の摂り過ぎに注意しましょう。

 

玄米酵素 販売店用情報誌
さざ波 NO.194 平成30年8月号
〔執筆〕玄米酵素 主幹 栄養管理士 加藤初美

 

※1補酵素:酵素の働きをサポートする成分、主な成分はビタミンB群
※2ウエルニッケ脳症:ビタミンB1の欠乏による記憶障害や運動失調(歩行の不安定)

玄米酵素発行『さざ波』平成30年4月号N0.192より
㈱玄米酵素 管理栄養士 加藤初美著

 

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