【玄米酵素の基礎知識5】玄米・和食が遺伝子活性に理想的な食事

<玄米の有用成分>

米は、糖質を多く含むエネルギー源であると同時に、たんぱく源でもあります。

玄米は、食物繊維が多く、便秘を改善し、腸内環境を良くします。玄米には、健康に良い成分が含まれています。

厚生労働省が発表「2015年版・食事摂取基準」では、一日に食物繊維を男性20g以上、女性18g以上取ることを推奨しています。

アメリカの研究結果によると、一日の食物繊維の摂取量が24g以上で心筋梗塞死亡率が低下し、12g未満だと死亡率が上昇することが分かりました。

日本人の食物繊維摂取量は、平成25年国民栄養調査によると平均14.2gで、食事で、食事摂取基準を満たしていないのが実状です。
主食が白米の場合、茶碗一杯の食物繊維は0.5ですが、玄米では2.2gもの食物繊維を取ることができます。

琉球大学大学院医学研究科の益崎裕章教授のグループ研究により、玄米に含まれる成分「γ(ガンマ)オリザノールには、糖尿病の予防や改善の効果が期待できることがわかりました。
当チームはマウスの実験で、動物性脂肪酸を取り過ぎると膵臓でドーパミンが過剰に働き、インスリン分泌が弱まることを確認しました。
一方で、動物性脂肪とともに「γオリザノール」を合わせて与えると、膵臓でのドーパミンの作用を適度に調節し、インスリン分泌を促す働きがあることがわかりました。

益崎教授は「玄米を摂取すると脂っこい食べ物を好まなくなる」という研究結果も発表しています。

筑波大学名誉教授の村上和雄先生は、「私たちの遺伝子はそれを取り巻く環境や、外からの刺激によって変わることがある。
それまで眠っていた遺伝子が目を覚ますことがある」と言っています。
眠っていた遺伝子がスイッチオンになれば、普段は出せなかった力が発揮できるなど、医学では考えられない奇跡が起こることもあるそうです。

その遺伝子のスイッチオン、オフに深く関わり、遺伝子活性に理想的な食事が玄米や大豆、味噌汁などの日本型食生活だそうです。

 

<国が未精白穀物を推奨>

厚生労働省健康局がん対策・健康増進栄養指導室は、平成26年10月に「日本人の長寿を支える『健康な食事』の在り方に関する検討会報告書」を発表しました。

その中の「健康な食事」の食事パターンに関する基準として、以下のような「精製度の低い穀物」が推奨されています。
玄米などの未精白穀物が健康に役立つことが、国の報告書にも明記されるようになりました。

※「『健康な食事』の1食の食事パターンに関する基準の内容」より掲載

◆料理Ⅰ(主食)
精製度の低い米や麦等の穀類を利用した主食
・炭水化物は10~70gであること。精製度の低い穀類は2割程度であること。ただし、
精製度の低い穀類の割合が多い場合は、1日一食程度の摂取にとどめること

◆料理Ⅱ(主菜)
魚介類、肉類、卵類、大豆・大豆製品を主材料とした副食(主菜)
・タンパク質は10~17gであること。

◆料理Ⅲ(副菜)
緑黄色野菜を含む2種類以上の野菜(いも類、きのこ類、海藻類も含む)を使用した
副食(副菜)
野菜は100~200gであること。

◆「食べ物には1年の中で一番良く取れ、おいしく、栄養が豊富に含まれる時期、『旬』が
がある。それぞれの季節で、地域によって特色を生かした産物が旬を迎え、それを利用
した郷土料理や伝統料理が地域や家庭で受け継がれてきた」

㈱玄米酵素が食事道で「身土不二」を提唱している食改善の考え方と一致しているものである。

 

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