室温・湿度管理でインフルエンザを防ぐ

日経新聞2015年11月14日より
「室温・湿度管理でインフルを防ぐ」(20度以上、50~60%が理想)

インフルエンザ感染予防には、うがいやマスク、ワクチンのほか、「部屋の適切な湿度と温度管理が大切」

乾燥で粒子拡散

インフルエンザは、日本では毎年冬に流行する。冬場は大気が乾燥しているが、部屋の暖房によって更に乾燥が進む。空気中に水滴など水分が少ないと、咳やクシャミなどで勢いよく出た飛沫は遠くまで飛ぶ。それらに乗って、インフルエンザウイルスも拡散してしまう。

「インフルエンザウイルスは寒冷乾燥を好み、高温多湿に弱い」(瀬戸口教授)。
1961年に研究者のG・J・ハーパー氏が「温度20度以上、湿度50~60%で空気中での感染力が下がる」ことをつきとめた。
体感で知るのは難しいが、「温湿時計」が家電量販店などで1,000円程度から売られている。これを目安に加湿器で温度を上げたり、暖房の湿度管理をしたりすることができる。
しかし、湿度が50~60%を示しているからといって、必ずしもウイルスを撃退できているとは限らない。

温湿度セットで

  1. 温湿度計で、絶対湿度を「乾燥指数」「インフルエンザ警告表示」機器も普及し始めている。
  2. 乾燥させすぎないためには、暖房器具の使い方にも工夫が必要。
    最も乾燥しやすいのがエアコン(熱交換器に付着した水分を積極的に屋外排出する為)エアコン、電気ストーブ等は水蒸気は発生しないため、加湿しながら使用するのが望ましい。
  3. 加湿関連商品
    睡眠時に顔周りを集中的に保湿する保湿機や、室内環境の状態を色や音声で通知するセンサー、空気清浄機に加湿器を搭載したものもある。水を沸騰させるスチーム式、水を細かな粒々にして吹き出す超音波式、風を送って水を蒸発させる気化式などがある。
    ただし、湿度70%以上になると「過敏性肺臓炎と呼ぶアレルギー性の肺の病気を起こす人がいる」(瀬戸口教授)。部屋の湿度が高過ぎると加湿器の中にも細菌やカビが育ちやすくなり、これらを長期間吸い込み続けて起きるという。最悪の場合は呼吸困難に陥ることも。加湿し過ぎはやめ、タンクは1日おきに清掃したい。
  4. 適度な湿度と温度を保つには、部屋の換気ほか、うがいやマスクの着用、水分をこまめにとるなどで口の中を潤すこともよいだろう。寒いからといってすぐに暖房機に頼るより、着る服で調節するのも手だ。
  5. 空気清浄機機能搭載のエアコンに「空気清浄機そのものでウイルスを除去するデータは出ていない」(瀬戸口教授)

 

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