【玄米酵素の基礎知識6】腸活とは?

腸は食べた物の栄養を消化吸収し、有害物質を排出してくれます。
また、「第2の脳」とも言われています。

腸の働き

(1)消化・吸収を助ける
腸は運ばれてきた食物成分を膵臓、肝臓、胆嚢などに指令を出して①消化液を分泌させ適切に分解酵素を出させる、②ホルモンを分泌して膵臓や肝臓の働きを高める、③消化・吸収を活発にする。④アセチルコリン(伝達物質)を副交感神経から分泌させて腸の運動を促す。

(2)栄養素の取り込み
小腸の内側にある上皮細胞には、栄養素ごとに特有のトランスポーター(タンパク質)があり、各栄養素を体に吸収する。

(3)有害物質を遮断するバリア機能
有害物質侵入した場合、多量の水分を分泌(放出)して体外に排出(下痢)する。

(4)免疫力の調整
健康な人は善玉菌が優勢で悪玉菌が劣勢ですが、①偏った食生活、②ストレス、③病気、④抗生物質の使用などで悪玉菌が優勢になると腸内環境が悪くなる。
腸内環境が悪化すると免疫力が低下し、病気の原因となります。
食品に含まれる身体維持に必要成分には、食品アレルギーを抑える仕組み(経口免疫寛容)もある。

(5)脳との関わり
食事は気分に影響を与える。例えば、脂肪はドーパミン放出の引き金となり、幸福感や喜びを増加させ、タンパク質は幸せ神経伝達物質セロトニンの放出を刺激する。
脳神経の1つである迷走神経は内臓に分布しているが、その神経の最大90パーセントまでが腸から脳へと情報を運んでいる。脳は腸からの信号を感情として解釈している。鬱症状、認知症、自閉症、多動症等、腸の働きとの関係が考えられている。

腸を元気にする習慣

①良い睡眠。(腸は睡眠中に修復)

②食事は良く噛む。(よく噛むと副交感神経優位になり腸の働きが良くなる)

③善玉菌(ビフィズス菌)の大好物(野菜や大豆製品に多く含まれるオリゴ糖の摂取)

④食物繊維摂取。
腸の粘膜は、繊細な粘膜でできている。毎日掃除しないと垢がたまり、悪玉菌が増える原因になる。この垢を掃除し、便として捨ててくれるのが食物繊維である。穀物(特に玄米)・野菜・きのこ類に多い「不溶性の食物繊維」、海藻類に多い「水溶性の食物繊維」の両方を取り入れよう。また、ストレスでも腸の動きが悪くなり、便秘になる。食物繊維をとることで腸の働きが良くなり、自律神経のバランスも良くなる。

⑤動物性食品(肉、乳製品、卵などの取り過ぎに気をつけよう)
動物性食品を多く取ると、腸内に硫化水素、アンモニアなどの有毒なガスが発生する。それらが腸から肝臓に、そして全身に運ばれ、悪影響を及ぼします。

玄米を主食にすることで食物繊維は白米の5倍とることができます。食物繊維が豊富な穀物菜食中心の食事は、腸の働きを良くします。

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