【おすすめの本】きんさん ぎんさんが丈夫で長生きできたワケ
『きんさん ぎんさんが丈夫で長生きできたワケ』
著者:棚橋千里、室生昇
あけび書房株式会社
【要約版】
私はこれまで300人以上の病理解剖をしてきましたが、ぎんさんの身体の中の状態が、一見してとても108歳とは思えないほど若々しいことに大変驚きました。
亡くなられた半年後に、解剖結果を公表したのですが、記者会見の翌日の新聞には「ぎんさんの身体は20歳若かった!」とか、「ぎんさんの肉体年齢は80歳!」と大見出しで報道されました。これは、記者会見で私が言った言葉です。
しかし、けっしておおげさではなく、「30歳若い、40歳若い」と言っても良かった、と思っているくらいです。
まず驚くべきは、ほとんどすべての臓器に目で見てわかるような大きな病変がなく、正常に近い状態で保たれていたということでした。
- 動脈は、年齢から考えると驚くほど柔らかく、「動脈硬化」はとても軽いものでした。
- 血管と同様、胃の粘膜がきれいに保たれていた。しっかりと口から食事を召し上がっており、胃の消化液を出す細胞のきもよく保たれ
ていました。 - 肺は、右も左もとても空気をたくさん含んでいて、スポンジのように柔らかく、重さは右160g、左130gと軽いものでした。肺炎や肺がんなどがあると、肺の重さも重くなりますが、ぎんさんの肺は軽く、大きな病気はありませんでした。血液の酸素の量は保たれていた状態でした。
- 脳の動脈も、大動脈と同様、柔らかくてきれいでした。これらの脳の血管に動脈硬化が強いと、やはり死亡原因として多い脳梗塞や脳血栓の原因になります。ですから、脳梗塞などになりにくい状態が保たれていたということになります。100歳すぎても認知症が軽い状態で生活されていたのは、脳の血管の柔らかさにヒミツがあった。動脈硬化を防ぐことは、身体を若々しく保つことだけでなく、認知症を防ぐのにも重要なことだということがはっきりしたわけです。認知症になってしまう確率の高い女性も、動脈硬化を抑えることで、認知症を予防することが可能である。
- その他の臓器もすべてが若いこのほか、肝臓、すい臓、腎臓など、すべての臓器も働きの良い状態で保たれていた。
- 元気で長生きできたぎんさんのお身体の特長は動脈硬化が少ないこと、がんがないこと、胃の粘膜が良く保たれていたことです。
- ぎんさんは、白内障の手術の後、「極楽に行ったような気分。部屋のほこりまで見えますわ」(中日新聞)とおっしゃっていました。
- ぎんさんにも骨粗鬆症がありましたが、転ぶことがあっても、一度も骨折はされなかったので、骨は丈夫であったと考えらる。
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