【玄米酵素の基礎知識24】肝臓

肝臓の主な働き

  1. ①代謝―食べ物の栄養を分解して組み立てて使えるような形に変え、エネルギーとして貯蔵し、必要に応じて供給します。
  2. ②解毒―体内に侵入した異物やアルコールなどを無毒化します。
  3. ③胆汁の生成と分泌―肝臓で作られた老廃物を溶かして流す「胆汁」の生成、分泌をします。胆汁は脂肪の消化、吸収を助ける消化液でもあり、肝臓で作られ、胆のうで濃縮され十二指腸へと流れて行きます。

主な肝臓の働きはこの3つです。

 

肝臓と腸との関係

消化管は、生命維持のために必要不可欠な栄養素を摂取し、不要なものは選択的に排除するという複雑で巧妙なバリア機構の働きをします。特に、感染の危険や異物の侵入に直接さらされている腸粘膜には、多様な免疫細胞が存在しています。

しかし、粘膜層に形成されるバリア機構は不完全であり、未消化なタンパク質や細菌・ウイルスなどが、栄養成分とともに常時組織内に侵入しています。

その場合、粘膜下層に存在する二次バリアが対応しますが、ここをも通過した異物は血流に入り門脈を経由して最後の砦となる肝臓にも免疫細胞が存在して独自の免疫システムを働かせ血液を浄化し、最終的に全身に循環します。

この様に、外界と内界の境に位置する消化管と肝臓は連携して生体防御に関わると考えられるようになりました。

また、名古屋市立大学大学院医学研究科の田中靖人教授らがC型肝炎ウイルス(HCV)の持続感染が腸内フローラを変化させ、病状が悪化するにつれて腸内フローラの破綻が進むことを世界で初めて証明しました。*1

C型肝炎の進行に伴って、腸内にアンモニア生産菌が異常に増え、腸管で尿素を分解してアンモニアを生産している可能性が考えられるようです。

こうしたアンモニア生産菌を増殖させないことが、肝硬変などで見られる高アンモニア血症の予防や治療につながる可能性があり、より早期から腸内フローラへの介入(プロバイオティクスの摂取や投与)がC型肝炎の進行・肝がんの発生を抑える可能性も期待できるという報告です。

 

肝臓と食生活

現代人は、ストレス、睡眠不足、食べ過ぎ(油脂、砂糖等の糖分の摂り過ぎ)、飲酒、化学物質(農薬、添加物、大気汚染等)の影響や様々な生活習慣によって肝臓に負担をかけています。

「沈黙の臓器=肝臓」を守るためには、腸内環境を整えることも大切です。

腸内環境を整えて余分な糖分や脂肪、塩分の排泄に役立つ食物繊維を多く含む玄米ご飯を、主食として日常的に取り入れたいですね。玄米に含まれるIP6(フィチン酸)は解毒排泄効果も期待出来、食物繊維と相乗効果もあります。

また、玄米に含まれるγオリザノールは、食欲を抑え食べ過ぎを防ぐ効果もあり、さらに脂肪の燃焼に関わっているアディポネクチンホルモンを活性化する働きもあり、脂肪肝の予防、改善にも期待できます。

玄米ご飯と一緒に発酵食品の味噌汁に旬の食材(身土不二)を加えると味噌にプロバイオティクス*2の麹菌、酵母菌、乳酸菌、旬の野菜にはビタミン、ミネラルが多く含まれ腸内環境にも肝臓にもよいのです。

*1
名古屋市立大学大学院医学研究科の田中靖人教授、井上貴子講師、九州大学大学院農学研究院の中山二郎准教授、奈良県立医科大学、愛知医科大学との共同研究の成果(米国科学雑誌「Clinical Infections Diseases(クリニカル・インフェクシャス・ディジーズ)の電子版(5月1日付)に公開」

*2プロバイオティクス
 ビフィズス菌のように、腸内フローラのバランスを改善して有益な作用をもたらす生きた微生物のこと。

 

玄米酵素 販売店用情報誌
さざ波 NO.197
平成31年2月号
〔執筆〕
玄米酵素 主幹 栄養管理士
加藤初美

 

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