免疫力の低下『老化は腸で止められた』

腸管には多くの免疫細胞が集まり、人体最大の免疫器官と言われています。

免疫というのは、体を病原菌やウイルスの感染から守るための重要な働きですが、腸内細菌はこうした免疫の賦活剤として、免疫を刺激して免疫力を活性化する方向にも、或いは逆に免疫力を落とすようにも働いているのです。

人体にとって、いい方向にも、悪い方向にも働きかけるということです。

免疫力を弱めてしまう細菌を体内に多くもっていると、体の抵抗力が低下し、病気にかかりやすい体質になってしまいます。

問題なのは、年を取るとビフィズス菌(善玉菌)が少なくなって、ウエルシュ菌などの悪玉菌が増加するという傾向です。

免疫抑制に働くような菌が増えて、免疫を賦活するような菌が減るわけで、全体的に免疫力が低下して老化にますます追い打ちをかけるようなものです。

免疫機構が上手く働かなくなると、ぜんそくやリウマチといった自己免疫疾患と言われる病気にかかりやすくなります。どちらも老人に多く見られる病気ですが、もし若くして患っているようなら、腸内フローラ対策を真剣に考えたほうがいいでしょう。

実際の年齢に関係なく腸内年齢が老化している可能性が大だからです。

また、「日和見感染症」といって、病気やストレスなどによって免疫力が低下すると、通常は無害の日和見菌が有害に働き、敗血症や腎炎、膀胱炎などを発症することがあります。

日和見菌は腸内細菌の大多数を占める菌の総称で、腸内で普通に見られるバクテロイデス、ユウバクテリウム、嫌気性レンサ球菌、クロストリジウムなどの細菌です。

普段はじっとしているのですが、体が弱っていると見るや、突然暴れ出します。

例えば、手術を受けた後、手術そのものは成功したにもかかわらず、翌朝に敗血症を起こして、患者が亡くなるという事はあります。

これは、手術という大きなストレスを受けると免疫力が一気に低下するため、その隙を狙うようにして日和見菌が腸管から血流や臓器に侵入して病原性を発揮するからです。

『老化は腸で止められた』(p45~47)(東京大学名誉教授 光岡知足著2014年7月20日 株式会社青春出版社発行より抜粋)

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