【おすすめの本】80歳の壁

今回は『80歳の壁』(和田秀樹著 発行所幻冬舎)をご紹介します。

お医者様の立場として健康診断の見解を説明している内容です。
正常値、数値を気にしている方や、薬漬けになっている方は一度考えなおしてもいいのでは?

「幸齢者(高齢者)になったら健康診断はしなくていい」という項目を一部抜粋させて頂きます。

私は現役の医師ですが、現代の医療については、少し懐疑的なところがあります。

理由は一言で言うなら、医師たちの多くは、「数字は見るが、患者は診ていない」と思うからです。その典型的な例が健康診断です。

日本人の平均寿命が初めて50歳を超えたのは、1947年(昭和22)でした。その頃の「男女の平均寿命の差」は3歳ほどでしたが、いまではそれが6歳に広がっています。

なぜ、女性の平均寿命は延びたのに、男性は延びなかったのでしょうか。

原因の一つに、日本人の「健康診断信仰」なるものがあると思っています。

定期の健康診断の多くは会社で実施されており、一昔前までは、健診を受ける割合は、男性が圧倒的に多いという状況でした。

健診が長生きに寄与するなら、男女の寿命は逆転してもよかったはずなのに、むしろ差が広がってしまった。つまり、健診が意味をなしていないということです。

たしかに、健診はガンの早期発見などにつながります。これで命を救われる人もいるでしょう。(かえって具合が悪くなる人もいますが)。

しかし、健診で示される「正常値」なるものが「本当に正常なのか」は、疑ってみる必要があるでしょう。どの数値が正常かは1人1人違うからです。

一般に、大学病院などの勤務医の多くは、検査の数字は見ますが、患者は診ていません。目の前の患者さんの体に起きている事実よりも、定められた数字を重視しているわけです。

そのような医師に診断され、治療されてしまうことを、どう思うでしょうか。不幸なことだと思いませんか。

とくに80歳を過ぎた幸齢者の場合は問題がある、というのが老年医療の現場に長年いる私の実感です。

数値を正常にするために薬を服用し、体の調子を落とす人や残っている能力を失ってしまう人、寿命を縮めてしまう人がいるのです。
 
医療に頼るなかれ。
医師には「健康」という視点がない。

『ニュー・イングランド・ジャーナル・オブ・メディシン(NEJM)』という医学雑誌があります。

200年以上の歴史があり臨床論文の最高峰といわれるもので、世界中の医師や研究者はこの雑誌を高く評価し、情報を寄せます。

しかし、その雑誌に載る日本人の論文はわずか1%ほどです。日本の医学会では大学の医局に残る医師が多く、研究者の割合は世界一なのに、臨床論文はすくない。なぜ、そのような不思議な現象が起こるのか?

それは、定説を覆そうとする研究者がすくないからだ、と私は思っています。

先の健診もその一つです。定められた正常値を絶対視して、患者さんが薬による不調を訴えても「数値が悪いので」の一言でおしまい。そんな医療が実際に行われているのです。

この事実から、どんな選択が考えられるのでしょうか?

その一つは「医師の話をうのみにしない」という選択です。

「医師の不養生」という言葉があります。医師は自分の健康や体には無頓着だという意味です。ウソのような本当の話ですが、医師は患者さんには薬や健診を勧めるのに、自分ではやりたがりません。

おそらく「薬や健診は寿命を大きく延ばすものではない」という事を経験的に知っているからだと思います。

それなのに患者さんに対しては「血圧が高い」とか「肝臓の数値が悪い」と言って大量の薬を処方する。「小さなガンが見つかった」と言って手術を勧めるのです。

その結果、どうなるか?

患者さんは薬漬けになったり、小さなガンと一緒に臓器の一部も切り取られたりするのです。

若いときならそれでもいいでしょう。しかし幸齢者になったのなら、それは逆に、不調や寿命を縮める原因になりかねません。

 

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