【玄米酵素の基礎知識8】腸内細菌が健康のバロメータ

制御性T細胞(Tレグ)

腸には全身の70%以上の免疫細胞が集中しています。現代人に免疫異常(アレルギー疾患、リウマチや膠原病、がん等)が増えている原因の一つに、腸内細菌の乱れがあります。免疫細胞の暴走を抑える、なだめ役の免疫細胞の一種、「制御性T細胞(Tレグ)」の作用が明らかになってきました。

なだめ役のTレグと攻撃役のT細胞は、元をたどれば同じ。未熟なT細胞が変化したものです。

Tレグへと誘導するのは腸内細菌がつくる物質「短鎖脂肪酸」で、短鎖脂肪酸である「酪酸」が、T細胞に働きかけることで、Tレグが増えます。

アメリカのミシガン大学の研究チームは、「ネズミに骨髄移植をした後には腸内の酪酸が有意に減少し、酪酸を補充すると骨髄移植後の副作用が減少した」という実験データを出しています。腸内細菌の種類や数、そのエサとなる食べ物が健康の善し悪しを左右しているようです。

 

短鎖脂肪酸

短鎖脂肪酸はビフィズス菌やバクテロイデスが作る物質の一つで、酢酸、酪酸、プロピオン酸などがあります。

◆酢酸
腸の細胞を活性化し、余計なものが体内に入らないように守る「バリア機能」を高める力があります。

◆プロピオン酸
ビフィズス菌を増やす効果があり、ダイエット効果も期待されています。

 

腸のための食生活

ビフィズス菌やバクテロイデスの大好物は、水溶性食物繊維やレジスタントスターチ*です。また、不溶性食物繊維は有害物質を排泄して便秘解消に役立ち、腸内環境を改善します。このどちらの食物繊維も含んでいるのが玄米です。白米には水溶性食物繊維はありません。やはり一物全体食(丸ごと)の玄米は主食として優れています。

腸活のための食生活として、毎日のおかず(副食)に水溶性食物繊維が多い旬の野菜や海藻、きのこ類やこんにゃくなどを取り入れて短鎖脂肪酸を増やしましょう。

*レジスタントスターチ
でんぷんでありながら、エネルギーになりにくく、整腸作用や生活習慣病の予防効果が期待されている成分で、不溶性食物繊維の特性を併せ持っています。加熱後、デンプンを冷やすことにより増えます。

 

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